今年も、大掃除の時期がやってきましたね。
いよいよ年末。
毎日掃除機はかけているものの、照明器具やレンジフード、
冷蔵庫の上やお風呂場の天井など、なかなか手が回らないところの掃除は、
この時期にしかやりません。
そして気がつけば、うずたかく積まれているダンボールやプリントの山が……
一人暮らしの時は、自宅に書類関係の山ができるなんてことはなかったのですが、
子どもができると、そういう訳にはいかないものですね。
学校からのプリント配布は、PDFへと移行しつつあるものの、
アンケートや学校行事関連の配布物は、
まだまだ紙でもらうことが多いのです。
そして何より多いのが、授業で使うプリント、そしてテスト!
良い点数のテストは、頑張った記録として残しておきたいと思うのですが、
子どもがいらっしゃるご家庭は、プリント関係はどうされているのでしょうか。
「どうせ振り返らないし、捨ててるよ」
という潔い方もいらっしゃいましたが、
2年くらいは残しておくという方も、ちらほらいらっしゃいました。
いわれてみれば、確かに終わったノートやプリントは、
見返すことはないのです。
ここは、心を鬼にして、引越しのつもりで
ダンボールと雑紙を大量処分します!
引越し専門業者に依頼をすると、
契約が成立した段階で必要と思われる数のダンボールと
緩衝材をもらうことができます。
業者によって違うかもしれませんが、
引越しダンボールは、これ以上ない自社広告となるので、
配布しない訳がありません。
今回注目したいのは、ダンボール箱ではなく、
緩衝材の方なのです。
私が以前利用した業者は、大判のちり紙のようなものを
緩衝材としていました。
紙ではあるのですが、どちらかというと
ティッシュペーパーのような位置づけなので
可燃ごみとして廃棄するしかない素材となります。
埃避けとして、食器などの収納時に
そのまま使い続けても良いかもしれませんが、
やはり紙は紙なので、
湿気を吸ってしまえばカビや虫の発生につながり、
不衛生になってしまいます。
そこで提案したいのが、
片面ダンボールを緩衝材とする方法です。
形状は違いますが、こちらはダンボールに分類されるので、
使用後は資源ごみとして回収・再生することができる素材です。
ロール状で販売されているものであれば、
好きな長さで使うことができるだけでなく、
価格もそれほど高くはありません。
なによりも、その厚みによって、
全体の使用量が抑えられるというメリットがあります。
SDGsだ、リサイクルだと気にしすぎるあまり、
なんでもかんでも資源になるのでは?
と、ごみの分別について混乱が生じはじめているようです。
時折、回収ステーションで「回収できません」の札が貼られた
資源ごみと思われる山を見かけることがあります。
引越で使ったダンボールも、例外ではありません。
基本的に、荷物を入れて運んだだけのダンボールは、
資源ごみとして回収してもらえます。
しかし、ぬかるんだ地面に直接置いたり
汚れた水を吸い込んだダンボールは、
資源ごみとしては不合格となり、可燃ごみ扱いとなります。
また、失念しがちなのが、
工作で使用したダンボールの処分方法です。
デンプンのりとダンボールのみの使用であれば、
資源ごみとして回収可能だと思います。
しかし、マジックやクレヨンでデコレーションしたダンボールは、
油汚れや不純物が混じったものとして分類されるため、
可燃ごみ扱いとなるのです。
引越しする前と後で、発生する大量のダンボールを
一気に処分しなければならない手間というのは
どうしてもなくならないものです。
リサイクルの効率化を図るためにも、
資源ごみとして扱えるものとそうでないものの基本的な知識については
見直しを続けていきたいものですね。
9月とはいえ、暑い日が続いていますね。
この時期に引越しされた方は、
本当に大変だったことと思います。
本当に、本当に、お疲れさまでした。
ところで、引越しに使用したダンボールは、
すでに処分されましたか?
もしそうでないならば、少し急いだほうが良いかもしれません。
特に、新品ではなく中古ダンボールを選択した場合は、
なおのこと急ぎましょう。
なぜなら、この高温多湿の気候のせいで、
ダンボールに虫が湧いてしまう可能性が
高まってしまっているからです。
一般的に新品のダンボールは、
製造工場が害虫対策を実施しているため、
虫が湧きづらい環境となっています。
しかし、中古ダンボールは、一度使用されたことに加えて
どのような環境で保管されていたのか不明な期間があるため、
虫の発生リスクが高くなっている可能性があるのです。
できればゆっくり荷解きをしたいところではありますが、
こうした事情から、とりあえずダンボールから出して、
早々にリサイクル品として回収してもらうことが、
新居に虫を発生させないことにつながるのです。
そのため、荷造りの段階から、
即時にダンボールから出せるような詰め方にすることも
この時期には必要なことなのかもしれません。
8月5日は、箱の日です。
毎年この日になると、全国の紙器段ボール箱工業組合が、
消費者向けに紙器の良さをPRしています。
スローガンは、
「この日ハコの日、ハコの日この日、8月5日はハコの日です」
です。
この日を迎えるにあたって、全国各地にある紙器関連企業による
ワークショップや、コンテストが開催されているようです。
インパクトがあったニュースといえば、
約一年前、サクラパックス株式会社のYouTubeチャンネルにて、
「もしもダンボールがなかったら~引越編~」
が公開され、話題になりました。
この「もしもシリーズ」は現在2本しかないようですが、
ダンボールに絡めた”もしも”を、もっと見てみたいです。
引越しの際に必需品となるダンボールは、
引越し業者が製造している……わけではないと思います。
中には、グループ企業内にダンボールの製造部門を抱えている業者も
あるかもしれませんが、大抵は外部発注をしているはずです。
ハコの日に限ったことではなく、
引越しというライフイベントに限ったことでもなく、
私たちの暮らしを支える「縁の下の力持ち」というポジションで
奮闘している紙器段ボール製造業の人に対する
感謝の気持ちを忘れないようにしたいものですね。